力の限りの毎日でした。 ピッタリの音楽が見つからないこともあり苦戦、苦戦の日々。
私が一番燃えるのが、企画を考え照準が定まった時です。動く絵をラフで描き出したとき、
ここからが細かいピースのジグソーパズルを見つける苦難の作業です。 自分のイメージに
どれだけ寄せていけるかすべてを吟味しなければなりません。 勿論、ダンサーは一般の方
々です。とっても練習して下さいましたが、限界はあります。頼みの綱は音楽、照明、舞台美
術です。 創り手として、音楽、エフェクトのスライドなどは自分で決めるのですが、選ぶのに
とても迷うのです。 スライドのコンテンツも出来上がりは本番1日前でした。しかも徹夜で
す。 私の悪い癖ですが、人にまかせられないのです。 フライヤーからプログラム迄、プログ
ラムの文章、出演者の顔写真、レイアウトまで公演1週間前に、網に追い込まれた魚のように
本番に突進して間にあわせるのです。専門家に任せてください、と舞台監督にいつも言われ
るのですが、上手くわかってもらえるとは思えないのです。 何とか本番を終えることができ、
私にとっては、幸せな1年でした。すべての方にお礼です。あれから半年もたってました。
焦げ付 いた思いが今ちょっと薄くなり、またうずうずしています。感謝!